【Python】基本のリスト(配列) 宣言、追加、上書き、挿入について(append,extend,insert)

Python

はじめに

しげっち
しげっち

Pythonのリスト(配列)に関して、宣言、追加、上書き、挿入の方法を解説します。

にゃーすけ
にゃーすけ

リストかあ。
なんだか難しそうだにゃあ。
zzz…

しげっち
しげっち

起きろー!

リストの宣言

リストは角括弧[]で囲い、カンマで要素を区切ります。

# 4つのアルファベットを要素としてリストに入れます。
list_a = ['a','b','c','d']
print(list_a)

#実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'd']


空のリストも作成できます。

# 空のリスト
list_ = []

要素の追加

appendで配列に追加する

既存のリストに要素を追加するにはappendを使用します。

list_a = ['a','b','c','d']
# リストに数値の100を追加
list_a.append(100)
print(list_a)

# 実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'd', 100]
しげっち
しげっち

上記結果のようにリストには文字と数値を混在させることができます。
ただし管理が複雑になるので、あまり混在させることはありません。

+=演算子で配列に追加する

+=演算子でリストを追加できます。

list_a = ['a','b','c','d']
list_a += ['e','f']
print(list_a)

#実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'd', 'e', 'f']


+演算子で、既存のリストを結合して新しいリストを作成する事ができます。

list_a = ['a','b','c','d']
list_b = ['e','f']
list_c = list_a + list_b
print(list_c)

#実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'd', 'e', 'f']

extendで配列に追加する

リストに別のリストを追加(結合)するにはextendを使用します。

list_a = ['a','b','c','d']
#県名のリストを追加
list_b = ['Tokyo','Kanagawa','Chiba']
list_a.extend(list_b)
print(list_a)

# 実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'd', 'Tokyo', 'Kanagawa', 'Chiba']

appendとの違いはリストを各要素に分解して追加するところです。

しげっち
しげっち

県名のリストをappendで追加すると、リストの要素の一つとして県名のリストが追加されます。

list_a = ['a','b','c','d']
#県名のリストを追加
list_b = ['Tokyo','Kanagawa','Chiba']
list_a.append(list_b)
print(list_a)
# 実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'd', ['Tokyo', 'Kanagawa', 'Chiba']]

insertで配列に追加する

指定した位置に要素を挿入するにはinsertを使用します

list_a = ['a','b','c','d']
# 4番目の要素にdを挿入
list_a.insert(3, 'Japan')
print(list_a)

# 実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'Japan', 'd']
しげっち
しげっち

リストの要素は0から数えるので、4番目の要素を選択するときは「3」を指定します。


リストも挿入出来ます。

list_a = ['a','b','c','d']
#県名のリストを追加
list_b = ['Tokyo','Kanagawa','Chiba']
list_a.insert(2,list_b)
print(list_a)

# 実行結果
# ['a', 'b', ['Tokyo', 'Kanagawa', 'Chiba'], 'c', 'd']


挿入位置をマイナス指定すると末尾から数えて挿入します。

list_a = ['a','b','c','d']
list_a.insert(-1,'japan')
print(list_a)

# 実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'japan', 'd']


挿入位置の指定を、要素数より大きい値にした場合は末尾に挿入されます。

list_a = ['a','b','c','d']
list_a.insert(100,'japan')
print(list_a)

# 実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'd', 'japan']

要素の上書き

リストの要素を上書きするには、指定した要素に新しい値を代入することで上書き出来ます。

list_a = ['a','b','c','d']
# 4番目の要素dをeに変更する
list_a[3] = 'e'
print(list_a)

# 実行結果
# ['a', 'b', 'c', 'e']

まとめ

Pythonのリスト(配列)の宣言方法と、要素の追加方法について解説しました。

  • リストの宣言は角括弧でできる。
  • appendでリストの最後に要素を追加できる。
  • insertでリストの途中に要素を追加できる。
  • extendでリストとリストを結合して一つのリストにできる。
  • 要素の上書きは、上書きしたい要素を指定して新しい値を代入する。
にゃーすけ
にゃーすけ

これでリストの追加はばっちりだにゃ!

しげっち
しげっち

さっきまで寝てたのはどこの誰でしょうねえ。

最後まで見ていただきありがとうございます。

リストの要素を削除する方法は下記を参照ください。

リストの並び替えをする方法は下記を参照ください。

リストを範囲指定(スライス)する方法は下記を参照ください。

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