【SQLite】ターミナルで操作する方法

SQLite

はじめに

SQLiteをターミナル上で操作する方法について解説します。

しげっち
しげっち

Macには最初からSQLiteがインストールされているので、インストール作業は不要です。

SQLiteの起動

SQLiteのデータベースはファイルで保管されます。
まずは、ファイルの保管場所を決めましょう。
作成したらターミナルでフォルダの階層まで移動してください。
移動できたらターミナルでsqlite3 データベース名と打ってEnterキーを押してみましょう。
データベース名のところは実際の名前を入れてください。私はTest.dbとしたので以降はそれを踏まえて説明します。

sqlite3 データベース名

このように表示されたらSQLiteの起動は成功です。
ここで注意点があります。もしanacondaをインストールしている場合、MacのSQLiteとanacondaのSQLiteの2つが存在します。
この場合anacondaに付属されているSQLiteが優先して起動されます。

anacondaに付属されているSQLiteは日本語が使用できません。
データベースに日本語を使用しなければ問題ありませんが、日本語を使用する場合はMacに付属するSQLiteを使う必要があります。
Macに付属するSQLiteを起動するには明示的にパスを指定します。

/usr/bin/sqlite3 データベース名

この時点ではまだファイルは作成されていません。
.databasesと入力することで下記のように表示され、ファイルが作成されます。

テーブルの作成

データベースは作成できたので、次はテーブルを作成してみましょう。
ここでは商品一覧という名前のテーブルを作成します。
クエリ文の最後にセミコロン ;を付ける必要があります。

CREATE TABLE 商品一覧(コード INTEGER PRIMARY KEY, 商品名 STRING, 値段 REAL);

テーブルが作成された事を確認するためには.Tablesと入力してください。
作成したテーブル名が表示されます。

テーブルの編集・参照

作成したテーブルにInsert文でデータを入れてみましょう。
最後にセミコロンを忘れないように。

INSERT INTO 商品一覧(コード, 商品名, 値段) 
                values(1, '苺のショートケーキ', 350),
                (2, 'チョコケーキ', 380),
                (3, 'パインケーキ', 380),
                (4, 'バニラアイス', 180),
                (5, 'チョコアイス', 200),
                (6, '紅茶アイス', 180),
                (7, 'りんごのアップルパイ', 250),
                (8, 'ホットコーヒー', 100),
                (9, 'コーラ', 120),
                (10, 'オレンジジュース', 120);

次に、データが入ったかどうかSelect文で確認します。

select * from 商品一覧;

データが表示されます。

SQLiteの終了

SQLiteを終了させるには.exitを入力します。

.exit

ヘルプの表示

.helpと入力することでコマンドが一覧表示されます。

.help

まとめ

SQLiteをターミナルで使用する方法について解説しました。

  • 起動 sqlite3 デーベース名 または /usr/bin/sqlite3 データベース名
  • 初回のデータベースファイル作成 .databases
  • テーブルの確認 .tables
  • クエリ文の最後にはセミコロンをつける。
  • 終了 .exit
  • ヘルプの表示 .help
しげっち
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最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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